スマホの写真を整理していたら、その中にすんごい美人がいた。

美人の正体は半年前の自分だった。

衝撃的だった。

いろいろなことがあって苦しくて、自分の顔を鏡で見つめることができなくなって、最近ようやく鏡にうつる自分の顔を見れるようになった。自分への戒めとして今ここに綴るけれども、半年前の私と今の私は全くの別人だ。目鼻立ちは同じ人間だからたいして変わらないのだけれども、憂いの宿る華奢な女の写真がそこにあった。

もうストイックすぎるダイエットをするつもりはないけれども当時の私は常に女で在ることを意識していた。

おそらく人より多く色恋沙汰に巻き込まれたことは自負しているけれども、写真を見て客観的に納得した。だってすごい美人だもん。

改めて美人って雰囲気9割だなと思った。

お綺麗ですねとお世辞を言われるたびに、お腹の中で、おキレイにしているからおキレイなんだよと返していた。

大丈夫、おキレイにすればお綺麗に魅せれるポテンシャルはあるんだ。

生粋の美人じゃなくても、ハッとする美人にはなれる。

美はね、１日にしてならずだけれども、まず２週間、それから一ヶ月で正しい努力を重ねれば必ず効果はでるんだ。

いろんな美容情報が溢れかえっていて何が正しくて何が凶々しいストレスのもとになるかわからなくなるけれども、正しい努力を重ねれば必ず人は美しくなる。

だからね。まず今日できる美容法を再開した。

明日からは表情を隠す前髪はやめて形の良い額をみせるセットに変えて眉を少し太く描いてみることにする。全身鏡はまだ今の自分の体型を受け入れることができないから少し後にしよう。本当は全身のシルエットを確認したいけれども、できることから始めよう。

姿勢を保ち所作が無骨にならないように丁寧に振る舞おう。難しくはない。ちょっと意識するのを忘れていただけだから。

3月14日が美人復活記念日になりますように。

今日から一歩を歩き始めよう。