kyoumogenkidagohangaoishiiのブログ

独身、都内一人暮らしの内気なOL が、したたかにに生き抜くブログ

逃げるが勝ちという選択もありますよ

ビジネスパートナーの口から自死をほのめかす発言が会うたびに出てくるので本当に心配している。仕事上のストレスが原因だ。


数年前の自分の姿と重なって、心が痛い。仕事面で四面楚歌状態に追い込まれ、セクハラとパワハラに耐える数年間。今より体重は20キロくらい落ちてしまい、脳みそも身体も動かなくなって最終的には辞表を書いて、その会社とも職種とも縁を切った。その数年間は毎日の様に自死の方法を常に考えていた。極度に追い込まれた状態で、その手段を考えている時間だけが現実逃避できて、その時だけ別空間にいる感覚になり、不謹慎だが気持ちが楽になった。何百回方法とタイミングを図りながら結局は実行に移せず悶々としていた時に、体重が30キロ下回って動けなくなってしまった時に、不意に世間で言う死神に会った。眠りに落ちるのとは違う感覚で強い強い力で何かものすごい力で肉体から魂を引っこ抜かれるような感覚に陥った。その時、本能で、ああ死ぬんだなと悟った。


本当に死を間近に感じた時、不思議なことに生きたいと私は感じた。何年も自死の手段を考えていたのに、私の身体や動物としての本能が生を求めた。


口に何かを入れることが嫌で水を飲むことさえいやだったのに、頑張ってぬるいハーブティーなら飲めることに気づき、ベッドから立てないので、はってレンジで湯を作りハーブティーを飲むことから初め、歩けないので、食べ物をネットスーパーでで配達してもらい、やっぱり、ベッドから四つん這いではって、玄関で食材を受け取った。荷物を受け取る瞬間だけ、頑張っつて立って玄関のドアを開けた。生きたいから、食べれそうな食材を選んで頑張って食べるようにした。


我ながら悪運が強いというか、今は、収入は信じられないくらい落ちたけれども、何とか生き返ってガムシャラに毎日を楽しく過ごすことができている。


会社に辞表を出して、キャリアを諦め、人様の怨みをかってしまう職種だったので、踏ん張りきる精神のタフさのない自分を、プライドと葛藤の末、自分で認めたことによって今現在がある。


逃げるが勝ちという選択も世の中にはある。ということを、人様にお伝えするのは失礼承知の上、自分なんかより、ずっとたくさんの給与を稼ぎ、地位のあるビジネスパートナーに伝えてしまうかもしれない。