神谷町のTSUTAYAで手に入れた文庫本とお財布をいつもの黒いバッグに入れて家を出る。どこかカフェで読書に没頭しようと思い街をブラブラするうちに、なんとなくお昼ご飯が食べたくなって恵比寿のリヨンに入った。

お肉のお皿が売り切れだったので、リヨン風サラダ、それからハウスワインを注文する。リヨンは種類は少ないがグラスワインリストも素敵だ。けれど美味しすぎておかわりして酔っ払ってしまわないようにハウスワインを注文する。

が、リヨンのハウスワインは勿論美味しい。ハウスワインとバゲットが美味しいレストランには毎日でもかよいたくなる。パンはレストランのすぐ近くに店を構える大好きなロブのバゲットだ。料理の注文をしてから、ゆっくりめに料理がサーブされるのがなんとも休日らしく、ゆったりと時間が流れる。

ペルルのグラスにたっぷりと注がれたカルベネソービニヨン主体の赤ワインが美味しい。

サラダはやはりポーションが大きすぎて一人では完食できないけれども、フリカッセした新鮮な砂肝が食欲を加速させる。私は一年中赤ワインを楽しみたいのでリヨンサラダにアンチョビが使われていないのが個人的には嬉しい。

ライヨールのフォークとナイフを使いながら気取らない食事を時間をかけて楽しんだ。

お高いお店も連れて行っていただくこともあるけれども、総合的にかなり満足度の高いランチだった。

本を読もうと思ったけれども、結局、気持ちよく酔っ払ってしまい文章が頭にはいらなくなってしまい、結局読書は自分の部屋ですることにする。